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neo-education

個人的な「教育観」を伝えていきたいと思います。

005 国内英語教育の実態vol.01

英語教育 教育
平成29年、明けましておめでとうございます。
ブログを始めてまだ数日しか経過しておりませんが、
読者が増えますよう、今後もよろしくお願いします。
 
私は、現在40代で無職。
英語や英会話の勉強は、大学卒業とともに一時中断していました。
2011年、某県庁を退職後、PCのキーボードの入力方法(カナキー入力)から脱却するために、
英文タイプの練習を行い、日夜Evernoteを使用して、英書から英文タイプに明け暮れていました。
お陰様で、約半年間で「ローマ字入力」がブラインドタッチまででできるようになりました。
基本的な単語のスペリングの勉強には、大変役に立ちました。
(Mac OSは自動で正しいスペルに変換されてしまうこともありますが…)
 
で、二年前に「日本語教師養成講座」に通うようになり、
「第2言語習得理論」や「音声学」と通じて、
英語の発音が、今までよりも大変良くなりました。
多少、文法的に間違いが生じても、今通っている英会話教室では「ネイティブ教師」が正しいセンテンスに
訂正してくれますので、それほど発話に抵抗感なく勉強することができます。
 
大人になってからの「発話力」「作文力」等、
英語の勉強に関しては、学生時代よりもはるかにその能力が高まったと自負しています。
(ほとんど通時なかった英語が通じるようになったので…)
 
たった、3か月間の勉強で初めてトライしたTOEICの試験も、
昨年3月に受験したときのスコアが550点を超えるなど、
無職で「何もすることが無い状況」とは言え、自分の潜在能力には大変驚いています。
(今までの英語学習方法は一体なんだったんだ?って…)
 
ただし、「ヒアリング」には今でも苦労しています。
ABCNewsShowerやCNNstudentNewsといったNHKの番組を見ては、
やはりHPで原文を見ないと、映像だけでは理解できない部分がまだまだあります。
(番組のアナウンサーのSpeaking が速いので…)
10代、20代からきちんと正しい教授法で第2言語を勉強しておけば、
もう少し聴解の理解度も高まっていたでしょうし、単語や語彙の勉強をした上で、
聴解や読解中心のTOEIC試験をしていれば、もっとスコアもアップしたことでしょう。
 
さて、現在の国内の公立中学校の英語の勉強ですが、
現在の学習指導要領では、週50分授業が4回必修で、
そのうちActivity(会話中心の活動)が週1回あります。
 
公立中学校には、外国人講師(ALT=Assistant Language Teacher)が派遣されています。
また、教科書にも「会話」のページが各課に用意されていて、
その「課題」についても明確に提示されています。
しかし、たった週1回の50分の「英会話」の時間では、少なくとも「話す事」が来出るわけがありません。
 
ちなみに「日本語能力試験」は、
かつての語彙や文法知識を問う問題ではなくて、
レベルに応じて「課題解決能力」を問う問題が中心になっていて、
これは、ヨーロッパをはじめとした「多言語文化」の考え方が導入されています。
 
で、日本の「英語学習」における現状ですが、
教育委員会に問い合わせて、現況のお話しを聞く機会がありましたので、ここで、ご紹介します。
今の日本では、こういった英語学習の「カテゴリー」に別れていると、説明がありました。
 
 これは、模擬試験や定期試験、または高校や大学入試のための英語の勉強で、「発話」よりも「読解」や「語彙」「文法」などが中心の勉強法です。理解したり、偏差値が高いからと言っても、全く「英話で会話をすること」ができないのが実情です。教授法で考えると、一番古い「英文訳読法」を利用しています。集団での指導・勉強は合理的ですが、本当の意味での「英語力」がつくとは考えにくいです。あくまでも「テスト受験のための勉強法」です。
 
TOEIC/TOEFL英語
 もちろん、①の基礎的知識が前提となりますが、帰国子女や幼児期から英語に親しんでいる学生にとっては、簡単かもしれません。TOEIC=Business、TOEFL=Academicという分類になります。
 TOEFLは英語ができればスコアが上がるわけでもなく、高等教育機関の教養知識も必要になるので、数学や物理化学、生物や医学等、英語だけができるできない関係なく、他の分野の必要な高い知識と教養、数学やコンピュータのプログラミングなどの計算力等の知識も必要な場合があります。
 
③英検英語
 英検は、上記とはまったく違う範疇(カテゴリー)です。英検1級合格者が多い教育関係者の中でも、日常の英会話ができない中学・高校教師が多い!ということを、ある自治体首長が記者会見で指摘していたほど、「日常英会話」においては全く役に立ちません。
現在でも内申書や高校の単位取得、就職の推薦に必要な場合があります。ないよりはあったほうが良いかもしれませんが、実際には取得しても役に立たないみたいですね。
 
④その他
 1海外旅行時に必要な英会話=スピードラーニングといった、文字に頼らない音声中心の簡単な英会話。
 (とにかく聞くだけ!)これは、コストが高いです。使用したことがないので、コメントは控えます。
 2民間の英会話学校で、ネイティブの外国人と週1〜2回、レベルに合わせて会話をする。
 (体験で行きましたが、とにかく時間が短くて、復習したとしても覚えられませんし、費用が高いです…)
 
で、ある市町村教育委員会の「英語」担当の指導主事にお話しを聞いたところ、現在では「学習塾」の英語教師が一番指導内容とその指導方を勉強することに、大変負担が大きいのだそうです。
 
中学校内で教える教科としての「英語」は、教科書の範囲内で構わないので、高校・大学入試対策は「公立」ではほとんどやりません。(一部の公立中学校ではやっていますが、せいぜい過去問対策くらい…)
 
また、英検やTOEIC対策などの英語の試験勉強に関して「公立学校」の英語教師は、その指導方法についての知識がほとんどありません。(職務上、受験の必要がありませんから…。)
 
私は、一昨年の春から今年の秋頃まで、夜の「フィリピンパブ」へ月数回通うようになり、たまたま「英語の得意な若い女性」を指名して、お酒を交えながら2〜3時間英語で会話をしていました。私が話す英語が「フォーマルすぎる」(堅苦しい)と指摘されて、大変恥をかきました。どうやら時代とともに、英会話に使う単語も変わっていくみたいです。(つまり、文科省の昔の教科書のフレーズは、ノーマルではないようです。)
 
日本に在住している外国人も「日本人の英語の発音が大変おかしい!」と感じているようです。
おそらく「和製英語」の影響もあるでしょうけど、/l/ と/r/の発音の区別ができないのが典型的です。
 
語尾の子音(k,s,t,h,)は、声帯振動が発生しませんから、例えばstake(ステーク)の”ke”は/k/という音素で、母音の/u/は発声しません。つまり、発音は「スティk」(kは音声学では「破裂音」と言って、声帯振動はさせません。)となります。
 
英語だけでなく、第2言語の学習に必要な学習法は、現在の公立中学校で実施されている「英文訳読法」では、「会話ができない」ということがお分かりいただけたかと思います。
 
今後、このブログで、私が英語を勉強するにあたりどれだけその能力が上がっていくのか、
さまざまな教材やメディア等を活用して、ご報告させていただきたいと思います。
お金のない、貧乏なご家庭の保護者の方に参考になれば、と思っています。
(お金持ちは、みんな子どもを「インターナショナルスクール」に通わせてますからね〜。)
では、明日の箱根駅伝は、是非私の母校「神奈川大学」の応援を!。
 
<参考図書
2017/1/2