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neo-education

個人的な「教育観」を伝えていきたいと思います。

010 「格差歓迎!」の資本主義

教育
都道府県には、「不適格校」と言われる、レッテルを貼られた最低レベルの公立高校があるという。
 
私の住んでいる近所にも「不適格校」が2つあり、最近では2ちゃんをはじめ、
その学校に勤務している教師たちが、せきららに学校の実態を暴露してしまうほど、
教育現場の環境は、とても厳しいようだ。
 
「不適格校」の卒業後は、教師達が彼らの学力や適性に関係なく、
適当な専門学校へのあっせんや、「Fランク」と呼ばれている大学への推薦入学、
あとは、肉体的な単純作業中心の民間企業への就職を勧めるだけ。
 
学内では、3年間のほとんどを「基礎的な勉強」の繰り返しをするだけで、
学力的には、中1くらいまでの学習内容をクリアしていれば「御の字」だろう。
 
彼らのほとんどは、「スマホの使い方」においては偏差値が70を超える。
携帯電話の使用料金が、「毎月数万円」という高校生もたくさんいるからだ。
 
「資本主義」は、資本家がIQの低い大量の労働者から全ての財産を簡単に搾取するシステムだ。
最悪なのは、その労働者の「思考」まで奪ってしまうこと。
 
「不適格校」に通う彼らのIQがちょっとでも高いと、
都合が悪いと思われる業界が沢山存在するのは事実である。(法令違反がバレるから…)
(それについては、民間企業への「営業妨害」になるので、具体的な言及は避ける。)
 
問題なのは、「学力向上」を目指すとか、「就職あっせん」とかが教育の目的ではなく、
若者の将来への希望や夢を奪い、「今が楽しければ良い」という短絡的な思考の蔓延が
結果的に資本家の思惑と一致していること、
これを教育上考えさせる機会を全ての生徒に与えていない面にある。
 
現代日本の少子化は、簡単に子どもたちを「勝者」と「敗者」に振り分けている。
教育的観点から言えば、全ての面において「お金持ち=勝者」とは言い難いが、
学力が高いだけじゃ生きていけないし、お金持ちだからといって、
きちんとした教育を受けていなければ、その子どもの潜在的能力は育たない。
 
資本家たちは、「格差」を逆手に取って、IQや親の所得などに合わせたステージを彼らに用意して、
お金持ちには、「時間外労働」的な教育サービスに家計から多額の投資をさせているし、
IQの低い勉学に興味のない若者には、スマホやゲーム・ファッションなどを中心に、
欲しい物を若いときから大量に消費させることを覚えさせている。
 
どちらにしても、この国の国民性なのだろうか。
どの方向を向いたとしても、「何かを学習すること」が大変好きなのだろう。
「学習すること」=「安心」だからだ。
(何かをしていないと、日本人は心理的に不安になるのだろうか。)
 
私も勉強は好きなほうだ。
だが、「受験勉強」ほど世の中に役に立たない勉強はないと、今でも思っている。
それに、学歴が高いからといって、その人の人間性が高いとは限らない。
 
この国のエリートほど、以外にも「汚い言葉」を使う傾向にあるのを実際に体験したし、
IQが低い若い人間たちが、安易に「バカ・死ね」というのは、
単に学んできた語彙が少ないだけで、「人情」はエリートよりある。
 
「生存競争」から「格差社会」へと資本家たちの希望が叶った。
次の世界は、「人口淘汰の社会」へと変貌をとげるだろう。
どの国の政府も、全ての国民の生命と福祉や教育を約束できなくなる。
そうなると、我々は将来をきちんと見据えた上で、
「方向性」よりも「柔軟性」を持ち、
よりクリエイティブな考え方を「格差社会」から学ぶべきだ。
 
2017/2/27